旅の目的:商品の写真撮影

滞在期間:3日

 

今回、撮りたい商品写真は

エスニック風のマクラメ編みアクセサリー

人が写り込まない美しいビーチを求めて

三井楽町の白良ヶ浜海水浴場へ

そしてお土産を求めて玉之浦のルルドへ

 

2日目は戸楽漁港で魚釣り

 

●長崎県五島市三井楽町

●ゲストハウスCananから約20km

●所要時間:車で約30分

 

●白良ヶ浜から玉之浦ルルドまで30km

●所要時間 : 40分 

 

●ゲストハウスCananから戸楽漁港まで1.7km

●所要時間 : 8分


 

今回は博多駅よりJRの始発に飛び乗り長崎駅へ

2時間弱の列車の旅

 

有明海を望む車窓に昇る太陽が美しい

 

さて…五島行きのフェリーと

JRの接続があまり良くありません

 

博多からの始発に乗っても朝一のフェリーには間に合わない

ということで折角なので長崎の街を少し散策

 


 

長崎の大波止から徒歩でオランダ坂

グラバー園、そして出島跡地の資料館

 

修学旅行の様にベタですが

エリアを限定すれば

その他のロケーションにも弾丸観光が可能です

 

時間が合えば軍艦島クルーズも

 


 

移動がすでに観光

フェリー万葉で行く五島灘クルーズです

 

船が苦手な方はジェットフォイルがおススメです

 

五島のビーチといえば高浜

そして香珠子(こうじゅし)と大浜ですが

そこはやはり観光地

 

夏ともなれば人が多い

 

今回は美しい海をバックに

人の邪魔にならず、映り込みもない場所で

もちろん足跡が少ないことが大前提

 

という無理難題にも思えるリクエストから

ココに決まりました

 

夏真っ只中なのに

ここはまるでプライベートビーチ

 

さぁ写真撮影

 

 

 

ちょっと時間がかかりそうなので

サチ子さんは磯?岩場で「みな拾い」

 

通常、海や磯場には

その集落の漁業権があって

住民以外は勝手に採ってはいけません

 

今回は、地元の方が潮干狩りをしていたので

声をかけてみると

良いよとの事でしたのでお言葉に甘えて

 

まぁ「みな」ですしね

 

とはいえサザエと遜色ない美味しさです

 

イイダコなんかも 

採れる磯場がありますが

福江島だと気軽に磯遊びが出来る場所も

めっきり少なくなりました

 

知らずに磯に入ると

怒鳴られることもあるから要注意です

 

有料で開放している集落もありますので

市役所等で聞いてみて下さい

 

さて、撮影も終わり

お土産と贈りものを兼ねて製作しようとしている

「アロマミスト」の材料を求め玉之浦ルルド

井持浦教会へ

 

とその前に、折角ですから大宝寺へ

 

 

五島は「潜伏キリシタン」が有名ですが

実はお大師様にゆかりがある地としても有名です

 

遣唐使船の最終寄港地ですからね

 

で、この玉之浦町にある「大宝寺」は

高野山真言宗の寺院であり、山号は弥勒山

 

創建は701年とされ

遣唐使に随行した空海(お大師様)が講釈を開いた逸話が残り

「西の高野山」の異名でも知られています(wikipedia)

 

他にもお大師様の足跡が五島にはありますので

調べてみて下さい

 


 

砂浜とはまた趣の違う転石の浜があり

当たり前ではありますが近くには漁港もあるので

ファミリーフィッシングもできます

 

 

さて井持浦教会に到着

 

言わずと知れた超有名な教会

 

バチカンにルルドの聖母出現の場面が再現されたと聞き

ペルー神父は五島の信徒たちの協力の下

島内から面白い岩を集め

日本で最初のルルドをこの井持浦教会に作りました

 

1899年のことです

 

そして本場ルルドの「奇跡の水」が

教会横の泉水に注がれました

 

ここから湧き出る水は

フランスのルルドと同じ霊験があるとされ

信者たちにとって大切な聖地となっています

 

 

 

五島で育てたホワイトセージから

フローラルウォーターを採取するのに

このルルドの聖水を使い蒸留しました

 

これも今回の旅の目的です

 

聖水をいただく際は

教会で販売している小さなボトルを買うか

容器でいただく際は

ご寄付という形が良いかと思います

 

 

 

ということで写真撮影も無事終了しました

 

 

 人の気配が全くしませんね

 

無人島に流れ着いた

宝物を表現してみました

 

じりじりと照り付ける太陽の中

 

ああでもないこうでもないと

構図を変え場所を変え撮影していると

 

あーっと

ながいながい遠浅を走り抜けて

まっしぐらに波に飛び込みたい衝動に

幾度となくかられましたが…

 

グッと我慢

 

泳ぎたかったぁ

 

このレベルでこの広さで人がいない

 

日本にそんなとこあるんでしょうか…たまたま?

 

 

 

朝一から戸楽へ

 

ここは福江港から歩いて行けるくらい

近場でありながら浜も備えた漁港です

 

夏が来れば福江の大抵の男子学生たちは

毎日のようにここに通い

防波堤から飛び込んだり泳いだりして遊ぶのが

日課でした

 

今はどうなんでしょうか?

 

ふらっと来て釣り糸を垂らせば

アジから根魚…そしてサーフフィッシング

キスやカレイも同じ場所から狙える

 

投げて大物狙いもありだし

イカも引ける

 

とてもおもしろい場所です

 

しかし今思えば

よくこんなとこで泳いでたもんです

 

さて今回は

仕事あり遊びありのなんとも楽しい島旅でした

 

次回はもっと気軽に釣りが楽しめるロケーションと

更なるグッドな撮影スポットを求め

あっちこっちに出かけてみようと思います

おまけのフード編

 

 

至高のうまさ

 

五島では全国の高級牛の子供を育てているんですが

競りにかけられるも出荷に至らず

そのまま五島で育てられる牛がいます

 

それが五島牛

 

なぜか世界一うまい牛です(個人の見解) 

 

レストランで食べるもよし

農協でリーズナブルに購入して

どこかで焼いて食べるもよし

 

どちらにしても五島でしか食べられませんので

来島の際はぜひご賞味ください

 

 

戸楽漁港でサチ子さんが釣り上げた

高級魚キジハタの煮つけ

 

コンビニのイカの塩辛で釣れます

 

 

白良ヶ浜の「みな」

 

やめられない止らないおいしさ

 

そりゃあサップとかもいいけど

島のアクティビティーはやっぱり狩りです

 

奈留島とかまで出かければ

もっと気軽にもっとたくさん採ることが出来ます

 

あ…ただ漁業権は気をつけて

キチンとお問い合わせして楽しんでくださいね